11月祭/NFとは

11月祭は、京都の歴史ある街並みと、学生たちの自由で斬新な発想が交差する、魅力あふれる学園祭です。

そんな11月祭は、今年で67回目を迎えました。「千年の都」と呼ばれる古都京都の歴史に比べれば、まだまだ短い歳月でしょう。しかし、その歴史には、歴代の京都大学の学生による、京都大学で過ごした青春の軌跡が刻まれています。

さて、第67回京都大学11月祭の統一テーマは、「異の知、かがやく」です。「異の知」と表現されたように、京大生の知性は、世間一般の常識とは少し外れた、独創的で、ときには非常識とさえ言われることがあります。

それは、いったいどういうことでしょうか。

そもそも、一般的に「知」と聞くと、学問や研究などを連想される方も多いと思います。 しかし、11月祭で見つかる「知」は、そのように意義や意味あるものに限りません。 11月祭の展示・舞台・模擬店など、全ての企画に皆様をあっと驚かせる「知」が見つかるでしょう。それこそが、京大生によるお祭りです。 こう聞いて、「何を言っているか分からない」と思われた方は、11月祭にご来場ください。 「普通じゃないけどおもしろい。いったい自分は、こんなこと考えつくだろうか。」そう思うなら、それは京大生による「知」を見ているのだと、私は思います。

そんな11月祭の主役は、京都大学の学生です。

企画出展者の皆様には、11月祭事務局を代表し、心より感謝を申し上げたいと思います。11月祭は、皆様の創造性が世間に発揮される、晴れ舞台とも言えるでしょう。皆様の「異」なる「知」を、存分に発揮いただきたいと思います。

また、11月祭の開催の裏には、貴重な大学生活を11月祭の成功に捧げた多くの大学生がいます。そんな11月祭事務局員と共に活動できたことを、私は光栄に思います。

最後にご来場の皆様、「異の知、かがやく」学園祭を、心ゆくまでお楽しみください。