第61回京都大学11月祭

第61回京都大学11月祭における全面的な禁酒について

2019/07/17

11月祭における飲酒の現状

 近年の11月祭において、参加者の過度な飲酒により、暴力行為・物品の破損・救急搬送などが多数発生している。11月祭本部は、泥酔者の発見・介抱などに人員を割かれ、円滑な運営に支障をきたしている。集団での一気飲みやそれを助長する行為もあり、健全な学園祭の雰囲気を乱し、他の参加者の安全を確保できない状態にある。第59回11月祭においては、11月祭本部スタッフが飲酒により興奮状態にある参加者に注意をしに行ったところ、ビンで殴られるという事態も発生している。参加者・スタッフの安全が確保できないだけでなく、大学施設の汚損や器物損壊など飲酒を起因とした問題は後を絶たない。また、11月祭において過度な飲酒により救急搬送される参加者が複数名いるため、消防署や病院は大きな負担を強いてしまい、正常な業務に支障をきたしてしまった。

 昨年の第60回11月祭においては、初めて全日にわたり飲酒できる時間を制限したが効果は限定的であった。規則に従わない参加者がおり、未成年者の飲酒も発覚した。過去には一時的に意識不明になった参加者も存在し、飲酒に起因した死者が出かねない状況である。

 昨年は一昨年と比べ11月祭事務局が認識している救急搬送や搬入者数は減っている。しかし、これは昨年において企画が終了し次第、参加者が長時間居座ることを防ぐため、グラウンドから追い出すという対応をとったことが理由であると考えられる。構外に出た者が飲酒をし救急搬送されたケースもあり、11月祭事務局としては対策を行った昨年においても11月祭での飲酒に起因した死者が出かねない状況であったとの認識を持っている。

 以上の現状を踏まえて全学実行委員会は、以下の宣言を採択する。

第61回11月祭における飲酒行為に関する宣言

 11月祭における飲酒の問題は近年深刻になっている。過度な飲酒により一時的に意識不明になる参加者が発生し死者が出かねない状況である。また、未成年による飲酒も発覚している。飲酒に起因する暴力・器物損壊も発生しており、他の参加者や本部スタッフにとって現状の11月祭は安全な場ではない。以上を踏まえ、全学実行委員会は、飲酒による事故のない11月祭の運営のため第61回11月祭において全面的に飲酒行為を禁止し、その実現に向けた対策を取ることをここに宣言する。

第61回11月祭における飲酒行為に関する附帯決議

 一、全学実行委員会は、今年度において、時間的な制約により、全学的な議論が成熟しないままに、宣言を採択したことをここに確認する。
 二、この宣言採択に際し、大学当局の介入の影響が存在したことをここに確認する。
 三、11月祭は『「学生らによる自主的・主体的11月祭」宣言』にある通り、学生の自主的、主体的なものであり、大学当局の介入は容認できない行為であることをここに確認する。
 四、この宣言は、第61回11月祭においてのみの飲酒行為に関する宣言であり、次年度以降、現状の議論を白紙に戻し、議論を進めていくことをここに確認する。
 五、全学実行委員会は大学当局に、次年度以降、建設的な議論を進めることを要求する。

 宣言に至った経緯や、対策の詳細については準備が整い次第お知らせします。

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